2011年9月19日月曜日

7/16 深大寺 鬼燈まつりで南相馬市の物産販売ボランティアをしました


ブログをちゃんと更新するのは大変ですね。

7/16に調布市の深大寺 鬼燈まつり  がありまして、
そちらで南相馬市の物産販売のボランティアの募集があり、そちらに夫婦で参加しました。

参加者の皆様


今村味噌醤油店様の味噌や醤油、つゆ。



南相馬市の物産の数々。


この物産販売は石山さん( 参考: 石山さんが運営しているサイト 夢望舎 ) が
企画したもので、当日は石山さんのお母さんもいらっしゃいました。

石山さんのお母様のブログに当時の募集や報告の記事がありました。

復興支援の仲間募集!!

深大寺ほうずき市

まず、この物産展を企画した石山さんやその周りの方々の行動力、大変尊敬します。

みなさん、こういった物産販売などの経験は当然なかったのだと思いますが、
会場の手配、売るものの手配、販売ボランティアの手配など全てやって
来られたのだと思うと本当にすごいなぁ、と思います。

この3.11を機に、被災地の復旧・復興のために、本当に多くの方が、
これまでの自分がやってきた経験からは考えられないようなステップアップをして
支援をしているのだなぁ、と感じます。僕ももっとなにかしないとなぁ。

また、今村味噌醤油店様のお二人は当日は夜中の二時に福島を出発されたそうで、
また、当日は酷い炎天下でしたし、大変お疲れ様でした。
売るものの準備と移動と、販売と、あと、移動代や宿代もかかるし、
本当に東北の方が東京まできて販売するのは大変なことですよね。

復興フェーズに入って、今後も東京での物産販売ボランティアのニーズは
増えると思うので、たびたびそういったものに参加していきたいと思っています。

今村味噌醤油店様は原発から20~30km圏内だそうで、福島市に避難されており、
旦那様は毎日南相馬に通いでお仕事をされている、といったお話を聞きました。
身近に原発被害者の方がいないもので、本当にそういう方々が沢山いるんだ、という
ことを少しリアルにイメージできた気がしました。

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最後に、販売ボランティアの感想。
僕は、販売スタッフの経験というのがまったくなく、なんと声をかけて良いのか、とか
お金の受け取り方、お釣りの返し方、商品の渡し方など、すべてぎこちないという感じでした。

僕は、実際には食べたことがない物産を販売するにあたり、
正直なんと言ってよいかわからなかったのですが、
今村味噌醤油店様からおすすめフレーズとして教えていただいた
「この辛味漬けは地元でも人気なんですよ」をオウムのように繰り返してなんとか
切り抜けていた感じです ^^;

それでも、被災地復興ということで、多くの方が足を止めて買ってくださり、
また、「私も福島出身なんです」といった声をかけてくださるお客様も多く、
そういった温かい触れ合いもあったりしてよい経験ができました。

最後にボランティアが終わり、
今村味噌醤油店様の味噌、醤油とか、幻の酒「いざ出陣」や、その他、
いくつか物産を買って帰りました。
(醤油とてもおいしいです!! 味噌はまだあけてないです)

地元でも人気の「辛味漬け」 は噂どおり本当に美味しく、毎晩ビールのツマミで食べました。

p.s.
石山さんより後日教えていただきました。
深大寺での販売は、『福飛市』という名で、冬までは毎月開催することになったそうです!!!
よろしければ是非一度足を運んで見てください!!